未来の課題をデザインで解決する

2021 WINNERS ANNOUNCED
今年度のアワード受賞者を発表いたしました。

2021 Winners

2021 テーマ

テクノロジーが発展しすぎた未来社会の犯罪を解決する

未来の社会に進むにつれ当然ながらテクノロジーの発展は必要不可欠なものとなります。しかし発展しすぎたテクノロジーは果たして人類が使いこなせるものなのでしょうか?日本における刑法犯は戦後最低を記録し、治安が向上しているようにも見えますが、特殊詐欺は増加しているなど、巧妙化しているとも考えられます。となると便利であるテクノロジーは一転犯罪に使われる可能性もあります。

もしかしたら。デザインの力でテクノロジーが発展しすぎた未来社会の犯罪を解決できるかもしれない。Future Design Challengeではi-PROとともに問題解決に取り組む世界中の若い才能あふれるクリエーターとイノベーターによるアイデアを募集します。

※米国ドルの賞金はあくまで掲載時の為替レートから簡略的に提示している参考金額であり、実際の金額と異なる場合があります。
※賞金は受賞者が保有する口座の現地通貨に換金されたうえで入金される場合があり、賞金金額が変動する可能性があります。
※賞金は、日本及び送金先地域の税制に応じて、源泉税等の税金を控除した金額をお支払いします。

Schedule

Jul 8th
Competition opens
Aug 31st
Competition ends
Sep 1st – Oct 31st
Judging period
Nov 18th
Announce Award Winners

アワード

ゴールドアワード

¥300,000

JPY (およそ $2,700 USD)

(1名もしくは1 グループ)

  • 受賞証
  • プロトタイプ制作共同検討(i-PROエンジニアとのミーティング設定)
  • 審査員とのメンタリングセッション
  • メディア掲載

シルバーアワード

¥100,000

JPY (およそ $910 USD)

(2名もしくは2グループ)

  • 受賞証
  • プロトタイプ制作共同検討(i-PROエンジニアとのミーティング設定)
  • 審査員とのメンタリングセッション
  • メディア掲載

提出について

本チャレンジは、デザイナー、エンジニア、起業家、あるいは企業や組織など、あらゆる方々に開かれたものです。今年度のFuture Design Challengeのテーマに即したイノベーティブなデザインコンセプトの提出をお願いいたします。

応募フォーム各項目及び、提出物での利用言語は英語とします。英語での作品制作、フォームへのご記入をお願いいたします。

What we're looking for:

  • Concept name *
  • Concept description *
  • Sketches, photos, design files that showcases the concept *
  • Presentation (could be a presentation report, pitch video, etc.) *

ファイルはGoogle DriveやDropboxといったクラウドサービス上にアップロードし、そのリンクを提出いただけますようお願いいたします。*

* アイディアは無形有形を問いません。どんなデザインも対象です。

提出後の差し替えは可能です。再度応募フォームからご応募いただき、差し替えである旨を記入してください。応募点数に制限はありません。一人何点でも応募することができます。

質問等がございましたら info@futuredesignchallenge.com までお問い合わせください。

受賞作品

ゴールドアワード
Concept: PORTA
Name: La Myra Bening
Concept Description: PORTAは、スマートホームデバイスと接続することで、そのセキュリティチェックを行い、異常を検知することができるデジタルゲートです。異常を検知すると自動的にWifi接続を終了し、バックアップデータを使ってデバイスを制御します。より安全でスマートな生活を実現するための新しいソリューションです。
YouTube: https://youtu.be/0l9O-hXHXNg
シルバーアワード
Concept: Glass - A Future Interface
Name: Arnav Nigam
Concept Description: Glassは、ブレイン・マシン・インターフェイス、AI、デジタルツインの発想に基づく、データの盗用や外部からのハッキングを防ぐためのソリューションです。脳波からデバイスに直接シグナルを送ることで、シームレスなデジタル体験を提供するものです。
YouTube: https://youtu.be/nE_dryVtZKk
Concept: QGene
Name: QGene Solutions (Vinay Sudhakaran, Mohd. Saim Nasim Lari, and Arun Thangaraj)
Concept Description: QGeneは、将来のデジタルでのなりすまし攻撃を防ぐための、DNAをベースにしたポリモーフィック・タトゥーです。皮膚に貼ると、DNAと主要な行動特性が抽出され、ゲノム配列に基づいて、独自の「デジタル遺伝子」となるデジタルマトリックスが生成されます。量子暗号を利用してデジタル世界での認証を行うもので、現在の認証技術に取って代わるものです。
YouTube: https://youtu.be/tHdMiJEfbEM

審査員

Bjoern Eichstaedt

Managing Partner and Co-Owner of Storymaker GmbH, Germany

ビョルンは、企業がそれぞれのステークホルダーに自社のストーリーを伝えることに重点を置いた支援事業を行っています。その中でも特に、日本の技術企業がドイツや欧州のオーディエンスとうまくコミュニケーションをとることを目指した支援に情熱を注いでいます。彼の旅路の始まりは、日本を初めて訪れた2010年の新婚旅行。当時、ビョルンはドイツや欧州ではほとんど認知されていない日本企業が多く存在することを知り、その状況を変えることを決意しました。

Mariko Nishimura

CEO / Producer
HEART CATCH Inc.

国際基督教大学卒。日本アイ・ビー・エムでITエンジニアとしてキャリアをスタート。その後、アドビシステムズでフィールドマーケティングマネージャー、バスキュールでプロデューサーを経て2014年に株式会社HEART CATCH設立。ビジネス・クリエイティブ・テクノロジーをつなぐ“分野を越境するプロデューサー”として自社、スタートアップ、企業、官公庁プロジェクトを生み出している。2020年には米国ロサンゼルスにHEART CATCH LAを設立し、米国でのプロジェクトも進めている。

Casey Lau

Co-host of RISE and Web Summit Tokyo

Casey Lauは、スタートアップ企業の創業者、投資家、コミュニティリーダーであり、アジア最大のテクノロジーカンファレンスの共同主催者でもあります。香港、トロント、リスボン、東京を行き来しながら、デザイン、ソーシャルメディア、デジタルエンターテインメントに情熱を注いでいます。

Brandon K. Hill

Founder & CEO of btrax, Inc.

サンフランシスコ州立大学デザイン科卒。サンフランシスコに本社の置くクリエイティブエージェンシーbtrax CEO。グローバル市場向けのイノベーション創出をミッションに、ブランディング、サービスデザイン、UXデザインサービスを提供。

審査基準

応募作品はすべて匿名で評価されます。また審査員は、以下の基準と要件を考慮して評価を行います。

1. Uniqueness of concept

まだ見ぬ新たなコンセプトを評価します。イノベーティブでオリジナリティがあり、説得力のあるアイディアを心がけてください。

2. Quality of design

テーマに即した適切なデザインであるかを評価します。また、社会的、環境的にポジティブな影響を与える可能性があるかどうかも重要視します。

3. Presentation

最終的な作品だけでなく、コンセプトやデザインを発想する際のプロセスも評価の対象となります。

よくあるご質問

複数人での応募は可能ですか?
はい、可能です。チームの皆さんで出し合ったアイディアをご提出いただけます。また、チームの人数に上限はありません。

参加費はかかりますか?
無料でご応募いただけます。本コンペへの応募にお金は一切かかりません。

学生なのですが、参加は可能ですか?
もちろん可能です。本コンペは、学生の方からビジネスパーソンの方まで、どなたでもチャレンジいただけます。デザインに興味がある、解決したい社会課題がある、という方の挑戦をお待ちしています!

コンセプトを一度提出した後に、再提出することは可能ですか?
応募期間内であれば、再提出は可能です。その際は、再提出、あるいはコンセプトの差し替えである旨を応募フォーム内でひとことお知らせください。

i-PROのサービスや商品に関連したコンセプトでないといけませんか?
コンセプトは自由で、カテゴリーや形式等の制限はございません。未来に起こりうる課題を定義した上で、それを解決できるコンセプトのデザインしてみてください。

日本語での応募は可能ですか?他に質問ある場合はどちらに連絡したら良いでしょうか?
提出物はすべて英語での提出をお願いしております。他に質問等がございましたら気軽に info@futuredesignchallenge.com までお問い合わせください。

プライバシーおよび個人情報の保護に関する方針

本デザインコンペで応募者からご提供いただく個人情報は、応募受付や問い合わせ、審査、審査結果通知、その他運営業務(以下、あわせて「運営業務」といいます。)で必要と思われる事項のみに利用させていただきます。

ご本人の承諾なしに、運営業務以外の目的で個人情報を利用または第三者に提供することはいたしません。

その他、個人情報の取り扱いにつきましては、運営事務局であるビートラックスジャパン合同会社の「プライバシーおよび個人情報の保護に関する方針」に基づき管理し、当該方針に基づき、主催者であるi-PRO株式会社およびそのグループ各社は、運営業務に必要な範囲内で取り扱うものとします。

諸注意・権利規程

(1) 作品の応募において、あらゆる詐称行為を禁⽌します。

(2) 応募作品は、応募者自身のオリジナルで国内外未発表のものに限ります。

(3) 応募作品は、応募時に他のデザインコンペや企業等に提案する予定がある、もしくは、既に提案済みではない作品に限ります。

(4) 応募者は、応募作品が知的財産権を含む第三者の権利を何ら侵害せず、侵害のおそれがないことを表明し、保証します。

(5) すべての応募作品の特許、実用新案、意匠、商標、著作権に関する権利は、応募者にあります。従って、これを保護する責任は応募者本人にありますので、応募の際は、必要に応じて権利保護等の措置を講じてください。

(6) 応募作品が、既発表のデザインと同一または酷似している場合、あるいは第三者の知的財産権の侵害となる場合は受賞発表後であっても受賞を取り消すことがあります。

(7) 応募者は、応募作品が、応募者以外の第三者が作成した素材(美術・写真・フォントなどを含みますが、これに限られません。) を含む場合、応募者自身の費用と責任で、当該第三者の許諾を得る等、権利処理を行うものとします。

(8) 主催者および運営者は、応募作品が第三者の権利を侵害し、または侵害するおそれがあると判断した場合には、審査対象外とすることができます。

(9) 応募者は、応募作品に関し、第三者から主催者および運営者に対して、権利侵害等の主張がなされた場合、応募者は自己の費用および責任で対応するものとし、主催者および運営者は何ら責任を負わないものとします。

(10) 応募者は、主催者が、第三者からの権利侵害等の主張に基づき、損害賠償、費用負担等をした場合、名目を問わず、これを全額補償するものとします。

(11) 応募作品の展示・発表に関する権利は主催者が保有いたします。

(12) 商品化された場合は、応募者と主催者間でロイヤリティ等について別途、調整・協議を行います。

(13) 審査結果の通知後、指定日までに連絡がつかない場合、受賞を無効とさせていただくことがあります。